長水国際空港（KMG）は中華人民共和国雲南省昆明市に位置する国際空港。雲南省中心都市である昆明発着の航空便の増加と市街地にあり空港の拡張が困難であったため、巫家ハ国際空港は2012年6月27日をもって閉鎖され、2012年6月28日に長水国際空港が開港した。かつての雲南航空がハブ空港として利用していたため、移管した中国東方航空の便が多く運航されている。 中国国内主要都市への路線のほか、香港や韓国、タイ、ベトナムなどとの各国際線が発着しており。雲南観光の玄関となっている。また、雲南省内に整備された他の10の空港へは、通常昆明からの往復となり、雲南観光の出発地点ともなっている。中国4番目のハブ空港と位置付けられており、今後の路線拡大にも期待がもてる。ターミナル2を現在建設中で、2020年竣工する予定。

長水空港は、4,500mと4,000mの長距離便離発着可能な滑走路を2本有している。ターミナル面積は、543,800平方メートルの規模であり、北京首都国際空港第2ターミナルに次ぐ、中国国内では2番目の大きさとなっている。ターミナルが巨大なため、チェックインカウンターからそれぞれ搭乗口までは距離があり、最も近い搭乗口でも徒歩で10分の距離がある。余裕を持ったチェックインをするよう心がけたい。

長水国際空港は、昆明市内から東へ約25kmの場所に位置し、高速道路利用で約35分かかります。空港と市内間はリムジンバスを利用できる。将来的には、地下鉄6号線が市内と空港を結ぶ予定であり、アクセスは便利になる予定である。巫家ハ空港（2012年6月27日をもって閉鎖）は、昆明市内から3kmの位置していたため、長水空港へは余裕を持ったスケジュールが必要だ。

外貨と人民元の両替は各地の中国銀行で可能である。日本人留学生の多い昆明市内の大学付近では、その他の銀行でも可能となっている。なお、一般的には月曜日から金曜日の8時から16時まで受付時間となっているが、大理や麗江などの観光地では週末でも両替が可能である。

一般的に4つ星以上のホテルでは、フロントにて両替が可能である。原則的にはいつでも両替できるが、銀行よりも人民元の交換レートが若干高く設定されている。夜遅い時など、フロントの人民元ストックが切れてしまっている場合は両替できないため、注意が必要である。