北京首都国際空港には現在、3つのターミナルがあり、各ターミナル間は無料のシャトルバスが運行している。6:00~23:00は10分間隔で23:00~1:00は15分間隔、01:00~05:00は30分間隔、05:00~06:00は15分間隔で、24時間運行している。広大な敷地内に3本滑走路を持ち、世界第3の規模を持つ巨大空港である。
第1ターミナル(1号航站楼)は、大新華航空グループ(海南航空、中国新華航空、金鹿航空、大新華快運)の国内線が利用している。
第2ターミナル(2号航站楼)は、主にスカイチーム加盟各社が利用している。中国東方航空(国内線、国際線)、中国南方航空(国内線、国際線)、海南航空(国際線)、深圳航空、重慶航空、廈門航空は第2ターミナルからの運航となっている。
第3ターミナル(3号航站楼)は、2008年2月29日に利用が開始され、主にワンワールド、スターアライアンス加盟各社が利用している。中国国際航空(国内線、国際線)、上海航空、山東航空、四川航空 キャセイパシフィック航空、香港ドラゴン航空、マカオ航空、そして、日本の航空会社の全日本空輸、日本航空は第3ターミナルより運航している。
第3ターミナルはさらに3-C(国内線用ホール)、3-D(北京オリンピックのチャーター便専用ホール)、3-E(国際線用ホール)の3つのターミナルからなり、各ターミナルは自動運転による列車で結ばれている(3-A、3-Bが無いのはターミナル1、2との混同を避けるため)。3つを合わせた総面積は98万平方メートル、全長は3.25キロメートルで、2008年現在、世界最大の空港ターミナルビルである。イギリスの建築家、ノーマン・フォスターによって設計された。