バス

　2006年5月10日から、北京市内を走る地下鉄、バス、タクシーで共通して使えるチャージ式交通ICカード「交通一ca通」が販売されています。

　 カード発行時、パスポート等証明書は不要。しかも一度に何枚でも申請出来ます。発行手続き及びチャージ場所は指定されたバス停留所及び地下鉄、郵便局、銀行（中信実業銀行、農業銀行、興業銀行）の他、物美超市や快客便利店でも可能です。

　 ICカード本体が20元、これに毎回10元の倍数になる金額をチャージします。一度にデポジット出来る金額は、最低10元、最高500元。余額が乗車賃に満たなくてもその時は乗車出来ますが、次回チャージする時に不足分が差し引かれます。

　 交通ICカードの使用範囲と徴収される金額は以下の通りです。
●バス・・・公交集団、巴士公司、八方達公司、祥龍公司、暢達通公司に所属するバス路線で有効です。月票無効路線上で使用すると乗車賃が2割引になります。乗車賃が一律（バスに「単一价」と表記）の路線は乗車時に1度カードを読込ませます。乗車賃が走行距離による階段式になっている路線では乗車時と下車時と2度カードを読み込ませます。

●地下鉄全線で利用可能。ホームに入る時にカードを読み込ませる、13号線では入る時と出る時と二度読み込ませます。

●タクシー：読込みメーターが設置された新型車輌には「歓迎使用一?通」というステッカーが貼られています。下車する時に使用しますが、余額が乗車賃に満たない場合、バスや地下鉄と異なり前借りは出来ません。差額は別のカードを使用するか現金支払いになります。

　 注意： 1枚のカードで大勢の清算は出来ません。また二重徴収を防ぐ為、20秒以内に繰り返し使うことも出来なくなっています。

　 カード返却、料金払い戻し、料金移行業務は上述した指定場所で行われています。カードを返却するとデポジット20元が返ってきます。カードが破損し新しいカードに交換する場合、デポジット20元は徴収され、破損したカードの余額はそのまま新しいカードに移行されます。その手続き方法ですが、やはり上述した指定場所にて申請し、７営業日後に同じ場所に取りにいきます。手数料として余額の10％が徴収されますが、100元未満の場合は無料となります。（2006年6月末現在）

　自転車

　中国では自転車は右側通行。基本的には通行区分があるので、ゆっくりと走れますが、交通法規を守らない車があるので安心は禁物です。
　　 また、道路に穴や段差が多い上に、ライトが付いていないのが普通ですから、夜の走行は危険です。
　　 盗難防止の自転車登録システムもありますが、あまり役にたっていないので管理に気をつけましょう。
　　 街中では、自転車でも駐車にお金を取られるところがあり（１～２角）、無法駐車は罰金を取られます。
　　 ・空気入れ ０．５元 　　　
　　 ・パンクの修理 １～５元
　　 ・レンタルは前金２００～８００元。１時間約４元