近代サッカーはイギリスで生まれたが、サッカーの源流は古代中国に遡るというのが定説。2000年に初のW杯(日韓共催)出場を果たし盛り上がった中国のサッカー(足球)は、最大の人気スポーツ。
プロサッカー・リーグは、日本のJリーグ発足の翌1994年開幕。当初は一部リーグである「甲A」、その下位リーグである「甲B」(日本のJFLに当たる)、さらにその下の「乙」と青年リーグとして出発した。
仕組みは日本とほぼ同様で、各チームに企業がスポンサーとしてついており、外国人選手もプレーしている。プロリーグがサッカー協会の監督下にあること、カップ戦(足協杯)があること、一流選手がヨーロッパのトップチームに進出しているのも同様だ。
2004年からは、甲A(1部)を「中国超級」(中国プレミアムリーグ)12チーム、甲B17チームとして再スタートした。
しかし、実力は国内の他の競技と比べて見劣りしており、世界レベルとは言いがたい。この間の八百長問題、さらには、2006年ドイツ・ワールドカップの出場権を逃すなど、多くの問題を抱えており、ファン離れも指摘されている。
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