仏教、道教、陰陽五行思想、各種迷信思想などの影響を受け、言動一切、あれこれ縁起を担ぐ人もいる。

広東、香港では「8」がめでたい数字だが、これは広東語で「八」と「発」の音が似ているからである。
「8」の付く電話番号やナンバープレートなどは大人気で、香港で全数字「8」のナンバープレートは、一富豪が競売で高額落札したほどである。
他の地域でも広東、香港の影響を受け、上海の競売では「8888」の電話番号が6万元もの値がついた。
1988年8月8日には、香港、大陸とも、会社、商店が多数創業した。
また、「9」と「6」もめでたい数字で、「九」は「長久」の「久」と同じ発音で、「六」は順調なことを表す。

「魚」は「余」や「玉」と発音が通じ、めでたいとされ、年越し料理には魚を使うのが普通である。
また、竜、鳳凰、亀、麒麟もめでたく、「喜鵲（カササギ）」は吉事を告げる鳥とされている。
獅子は魔余けで、昔の橋や建物の入口には獅子像が置いてある所もある。
草木では「橘」や「石榴（ザクロ）」がめでたいとされる。
「橘」と「吉」は音が似ており、「石榴」は中に果実の粒が無数に詰まり、子沢山の象徴とされる。
松、桃は長寿の象徴とされる。